総務部の人事担当として、採用から社員研修、勤怠・労務管理まで幅広く携わられている楠さんと南さん。お二人に、採用面接効率化のための3Eテスト活用法についてインタビューをしました。
3Eテストの導入のきっかけを教えてください
多様な価値観を持つ人財を見極める
タニタ食堂のオープンをきっかけに、弊社は企業としての知名度が上がりました。これにより、ありがたいことに弊社を志望する学生や求職者が一気に増加したのです。
その一方で、人事担当者の数は同じ…面接準備に十分な時間をかけられなくなりました。また、企業を取り巻く環境が目まぐるしく変化する中で、企業として成長し続けなくてはいけません。そのためには「多様な価値観を持つ人財の確保」が必要でした。そこで、適性テストを導入することで
- 面接官が事前に具体的な人物イメージを持てる
- 採用に関わる人が同じモノサシを持てる
- 採用で重視する特性を見られる
ということが実現できればと考えていました。
3Eテスト導入の決め手はなんですか?
信憑性の高さ。人物像の掴みやすさ。項目の幅広さ。
何といっても、受検結果と実際に会った人物にズレがないことと、結果が分かりやすいということが大きなメリットだと感じました。項目名も専門的な言葉ではなく、数値の出し方も分かりやすいです。5つのタイプに分類ができるのですが、どんな人物なのかパッとイメージできるので、この効果も大きかったです。
また、多様な価値観を持つ人財を見るために、性格特性だけではなく、頭の使い方のタイプやコミュニケーションのタイプ、どんなキャリア志向なのかまで幅広く分かることもポイントになりました。
実際に導入してみてどうでしたか?
非常に満足しています。大きく2点の「質」向上につながりました。
1点目は、面接の事前準備。
一目でどんなタイプの人なのか分かります。例えば、セルフスターター、フォロワータイプといったタイプごとにどんな質問をしようか…ここは特に確認しておきたいな…といったことを考えた上で面接に臨めるので、面接の場がより有意義な時間になりました。
面接は限られた時間の中でお互いに理解しあう場だと思っているのですが、相手のタイプに合わせたコミュニケーションが取りやすくなりました。
2点目は、役員面接へ申し送り情報。
「この方はセルフスタータータイプなのでココを注意して見極めてください」「こうやって魅力付けしてください」「この部署には〇〇タイプの人が欲しいので選考を進めています」などと伝えやすくなりました。これにより、「面接で何を確認すればいいのかが分かりやすい」、「選考通過の根拠が明確だ」など、役員からも好評です。
今後、3Eテストをどのように活用したいですか?
オンボーディングに活用していきたいと考えています。
現在は、配属先の部長にテスト結果を共有し、受入れの注意点などの申し送りとして活用しています。
今後は共有先を課長クラスにまで広げ、受入れの強化を図りたいと考えています。
先輩ユーザーからのアドバイス
面接相手の事前情報をどれだけ持っているかが面接の質の向上に繋がります。
3Eテストなら、一目で相手がどんな人物なのかをイメージすることができるため、テストの読み解きに時間がかかりません。少ない準備時間で面接の質を高めることができるため、多様な人財を採用するのに欠かせないツールです。
激しい事業環境の変化に対応しうる多様な人財を見極めると同時に、面接の効率化を図る。そのために、一目で性格・価値観が分かる3Eテストをご活用いただいています。
また、適性テストの項目を共通言語とすることで、面接内容の申し送りにもうまく活用されている点も、真似したいポイントです。
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