若手社員はなぜカイシャを辞めるのか?
離職防止の取り組みを強化される企業が増えたことで、「オンボーディング」「リテンション」という言葉もここ数年で一気に浸透してきました。
その一方、
ー入社者が早期離職してしまう
ー 次世代を担う優秀な若手社員の離職を止められない
ー 離職防止のための対応が正しいか不安だ
といったご相談もまだまだ多いのが実態です。
「オフィス環境の改善」「飲み会費用 会社負担」「社員総会の開催」と、各企業様々な対策を講じていますが、結局、本来の傷口の手当てにはなっていない。そんなことが往々にしてあります。
では、どうすればよいのか?根本的な解決の一歩目として「なぜ辞めるのか?」要因把握をしていきましょう。
目次
- 入社1年目・2年目の離職理由
- 離職要因の整理ー「不安要因」と「動機付け要因」
- 離職を防ぐためには?
- 最後に
入社1年目・2年目の離職理由
これまでの支援をする中で分かってきたことがあります。それは、「入社1年目」と「2年目以降の社員」とでは、離職理由が違ってくるということ。
離職要因の整理ー「不安要因」と「動機付け要因」
入社1年目の離職要因
入社前とのギャップがないか、上司との関係が良好か、業務のキャパシティが適切かの「不安要因」が影響しています。
入社2年目以降の離職要因
給与・労働時間・職場環境といった「衛生要因」だけでなく、自己効力感・貢献実感といった「動機づけ要因」が影響しています。
離職を防ぐためには?
まずは、社員一人ひとりの 状況を把握することが大事です。そうすることで誰に対して、どんなフォローをすべきかの優先順位がつきます。
一人ひとりそれぞれに、フォローが必要なタイミングが異なります。
適切なタイミングで、適切なフォローの手が差し伸べられることが重要です。
最後に
いかがでしたでしょうか。離職を防ぐ一歩目に「要因特定」とお伝えしました。そのためにも社員一人ひとりの 状況を把握することから始めてみませんか?