DX推進やITエンジニア不足により増えているエンジニアの未経験採用。しかし、「職種に馴染めず退職してしまった」「一人立ちに時間がかかる」というお声も。
そこで今回は「ITエンジニアのポテンシャルを見極める採用基準とは?」をお届けします。
未経験でエンジニア職に挑戦する厳しさ
採用選考で「活躍する」と可能性を感じたはずの候補者が、なぜ入社後に伸び悩んだり、退職してしまったりするのでしょうか。エンジニア未経験で入社した方が抱える”あるある”なお悩みをまとめました。
1. 精神面・体力面でハード
一般的に、エンジニアは残業や休日出勤が多いと言われています。特にプロジェクトの納期やシステムリリース前後の繁忙期には、残業や休日出勤が発生しやすく、体力勝負な面もあります。さらに、仕様変更や障害対応などで優先度・重要度の高いタスクが回ってくると精神的にもきついと感じることが多いでしょう。
そのため、ある程度の業務の負荷やプレッシャーに耐えられる方でないと、入社後に業務過多となり体調を崩してしまうかもしれません。
2. 独特な職場環境に馴染めない
営業・販売職や企画系の職種と違い、チャットツールやオンラインでのコミュニケーションが多いと言われるエンジニア職。しかし、コミュニケーションスキルが不要なわけではありません。
客先常駐の仕事も多いため社外の方と積極的に関わる必要があったり、プロジェクト単位で毎回異なるメンバーと新たに関係構築が必要なことも。また、未経験ならなおさら、今起きている事象や問題を的確に説明して指示を仰ぐなど、論理的表現力も必要です。
3. 新しい技術を身につける必要がある
ITの世界は日々進化しており、常に新しい技術が生まれています。エンジニアとして働いていくためには業務時間以外にも情報収集や自己学習が欠かせません。新しい技術をインプットして新たなアウトプットを生み出すなど、常に学び続ける向上心がないと、エンジニアとしてやりがいを持ちキャリアを構築していくことは難しいかもしれません。
ITポテンシャルを持つ人材を見極めるポイント
それでは、このようなエンジニア未経験の悩みを乗り越えられる、「ITポテンシャル人材」とはどのような素養を持つ人材なのでしょうか。エン・ジャパンの適性検査の評価項目に照らし合わせて、見極めのポイントをご紹介します。
1. ストレス耐性(仕事の負荷量)
前述したように、エンジニアは精神面・体力面でハードな仕事です。急なトラブルや迫りくる納期にもめげずに、業務に立ち向かえるストレス耐性があるか見極めましょう。特に、「仕事の負荷量」に関しては前職の経験を確認し、ミスマッチがないよう判断しましょう。
2. コミュニケーションスキル(論理的表現力)
仕様の詳細やトラブル発生時の状況説明など、論理的表現力は必要になります。コミュニケーションがうまく取れれば早く組織に馴染め、早期戦力化に繋がります。
3. 知的能力(言語力、計算応用力、言語応用力)
業務を遂行する上では、ある程度の知的能力(=地頭)が必要になります。特に「計算応用力」や細かく認識がずれないようコミュニケーションを取るために「言語力」「言語応用力」が求められます。
エン・ジャパンでご支援できること
エン・ジャパンでは、「活躍できる人財を発見する。見極める。」がコンセプトの適性検査「TALENT ANALYTICS」を提供しています。1987年から30年以上の歴史を持ち、導入企業数は20,000社を突破。前述したITポテンシャル人材の活躍可能性を見極められる評価項目も網羅しています。
ご興味があればぜひ一度無料トライアルをお申込みください。