部下との相性や性格の違いを感覚で捉えるのは難しく、時には良かれと思ったアドバイスが裏目に出てしまうことも……。そんなマネジメントの悩みを解決するために、エンの適性検査『Talent Analytics(タレントアナリティクス)』に新しく追加されたのが「育成サポートツール」です。
今回は、上司である私(山崎)が、メンバーの亀井さんとの受検結果をもとに、実際にこのツールを使ってみた様子をレポートします!


Talent Analyticsの土台となる8つの「タイプ分類」を知る
Talent Analyticsは、性格特性や価値観、ストレス耐性などを可視化する適性検査です。
その中でも「タイプ分類」は、思考スタイルと性格特性 を掛け合わせ、人物像を8つのタイプ(ディレクター、アドバイザー、フロントランナー、チームワーカーなど)に分類。面談前に確認するだけで、メンバーの「情報処理の傾向」など大まかな特徴を客観的に捉えることができます。

「育成サポートツール」とは?
このツールの最大の特徴は、「上司(リーダー)と部下(メンバー)の結果を掛け合わせ、具体的な関わり方のポイントを提示してくれる」点にあります。
単にメンバーの性格を知るだけでなく、「自分と比べてどう違うのか」「だから、どう接すべきか」が管理画面上やPDFにパッと出力されます。操作は簡単で、対象者を選んでクリックするだけ。わずか数秒でアドバイスシートが完成します。マネジメント経験が浅い方はもちろん、ベテランの方にとっても「客観的かつ多角的にメンバーを理解できる」ツールです。

育成サポートツールから出力されたアドバイスシートを見てみると・・・
私と亀井さんの分析結果を実際に出力してみました。そこには、自分たちだけでは気づけなかった「コミュニケーションのズレ」が明確に示されていました。
1.「タイプ」の違いに基づいたアドバイス
私は「感情・調和」を重視するチームワーカータイプですが、亀井さんは「論理・主体」を重視するディレクタータイプ。

ツールからは、「亀井さんの論理的な捉え方を尊重しつつ、状況に応じた柔軟な対応ができるよう働きかけるのが効果的」という、具体的な指針が示されました。

2.意思伝達力の盲点
特に驚いたのが「意思伝達力」に関する指摘です。
シートには、「リーダー(私)はメンバー(亀井さん)よりも意思伝達力が低いため、意図が十分に伝わらず誤解が生じる可能性がある」との文字が……。
「言わなくても分かってくれるだろう」という私の甘えを見透かされたようで、身が引き締まる思いでした。具体的な改善アクションまで提示してくれるので、忙しい日常の中でもすぐに実務に活かせます。

メンバーと一緒に見てみた
せっかくなので、このシートを亀井さん本人にも見せながら話をしてみました。すると、こんなコメントが。
亀井さん実は、山崎さんの指示がときどき『ふんわりしているな…』と密かに感じていたんです(笑)。でもこのシートを見て、山崎さんは『調和』を重んじるタイプで、私は『論理』を重んじるタイプだとハッキリ分かりました。性格の合う合わないではなく、物事の捉え方や、納得に至るまでの判断基準が違うだけなんだと分かって、すごくスッキリしました。今後は私の方からも、もっと具体的に質問していこうと思えるようになりました
感情論ではなく、共通の「データ」を机に置くことで、お互いの“トリセツ”を共有したような安心感が生まれ、以前よりも本音で話しやすい空気感になったのを感じました。(これからは曖昧な指示にならないように気を付けます!)


使ってみて感じたメリット
実際に使ってみて感じたのは、「マネジメントの属人化を防げる」という安心感です。
- 「何を話せばいいか」に迷わない
1on1の前にこのシートを見るだけで、話すべきトピックや気をつけるべき口調が分る。 - 根拠があるから納得感がある
自分の主観ではなく、適性検査のデータに基づいたアドバイスなので、自信を持ってフィードバックできる。 - 「ここぞ」という場面で活躍
定期的な1on1はもちろん、新メンバーの受け入れ時や、重要なプロジェクトへのアサイン時など、コミュニケーションの「羅針盤」として有効。
おわりに
マネジメントに「絶対の正解」はありません。しかし、データという強力な武器を持つことで、正解に近づくスピードを圧倒的に早めることはできます。
「メンバーとのコミュニケーションをもっと円滑にしたい」「初めての部下育成で不安がある」という方は、ぜひこの「育成サポートツール」を活用してみてください。きっと、新しい気づきがあるはずです!
※本機能は「Talent Analytics」のオプション機能としてご利用いただけます。詳細については、弊社の担当窓口までお問い合わせください。










